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昭和49年 三次ピオーネ生産組合がうぶ声をあげました! 「きっとこの地に翠したたるぶどう園を・・・」 |
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三次市は米依存の農業構造からの脱却と経営規模の拡大をねらいとして、山林を活用した 自立経営農家育成のため県営農地開発事業基本計画を昭和46年に樹立した。 三次ピオーネ生産組合は、ぶどうづくりにより自立経営の確立を目指ししてこの事業に参加した 24戸により、1974年7月25日に設立され、現在20人の組合員によってぶどう協業経営に取り 組んでいます。当初、導入される主力品種は巨峰で計画されていましたが、広島県立果樹試験場 からより品質の高い品種として当時育成段階であった「ピオーネ」をすすめられた。新品種であり 栽培特性も解明されていないなか、賛否両論はあったものの、その将来性に着目し勇断を持って この品種をしたことが今日の成功に結びついたものと思います。 組合員は全てのぶどう栽培を中心とする専業農家で、地縁的集団ではなく、真にぶどう栽培に 旺盛な意欲と情熱を持って「ピオーネ」栽培に取組み、現在では高い栽培技術と経営能力を得て 皆様に自信を持って、黒い真珠三次ピオーネをお届けしております。 |
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@ほ場責任分担制 高度な技術を要するぶどう栽培においては、ほ場ごとさらには樹一本ごとの状態に即した適切な栽培管理が要求されます。これを徹底し高品質安定生産を図るために、1982年から新しい運営方法として、組合員それぞれが担当のほ場を持つほ場責任分担制を導入いたしました。 管理ほ場の成績と組合員各人の報酬を連動されることにより、個人の役割を明確にし、その責任において協業体に寄与するシステムを確立しております。 A計画的出荷に対応した生産 出荷が始まる半年前から、市場との綿密な打合せのうえ出荷計画を作成し、計画の達成に全力を傾けています。 その結果、高品質かつ安定した出荷量を維持でき、小売店でも早期から安心して販促活動を行っていただくなど高い信頼の維持につながっております。 B全量検品による品質の統一 皆様に安心してお買い求めいただける商品をお届けするため、 ほ場に隣接する選果場で収穫物全量の選果作業を行っております。 出荷時には全量を検査し、品質・規格の統一をはかり、自信をもって市場へ出荷しております。 C商品のブランド化 初出荷を向かえた時点ではピオーネという品種は無名であったため市場の開拓は容易ではありませんでした。出荷開始当初から組合員全員が市場関係者、デパート、量販店、専門小売店へのPRを行い、調査訪問活動を展開いたしました。ピオーネ自体も消費者の志向にマッチしたこともあり、現在、県内では果物のギフト商材としては最高のブランド品として認知していただいております。 |